日常系”非日常”シュールギャグマンガ『日常』

日常系”非日常”シュールギャグマンガ『日常』

読めば読むほど深みが増す!?

日常系”非日常”シュールギャグマンガ『日常』

一言で評するのが非常に難しいマンガ。ギャグマンガは基本的に一話完結のものが主流ですが、この「日常」というマンガに限っては「1ページ単位で完結する こともある位」にとことん一撃の笑いに特化した作品であると言えます。基本的には女子高生仲良し3人組を中心に物語が展開されていくのですが、その日常生活にありそうな会話や状況がとことんシュールに描かれています。 また、それとは別に何の説明もなくいきなりぶっ飛んだ設定やギャグを盛り込んでくることもあり、先の展開が全く読めません。 次に何が起こるか分からないからこそ、先の展開が気になりますが、時には展開が急すぎてついていけず、置き去りにされることすらあるかもしれません。 しかし、そこからが日常の醍醐味で、単行本を二回、三回と読み返していくうちに、今まで感じていなかった面白さに必ず気付かされることでしょう。 一言で語りつくすことができない独自の路線を行く新鮮味あふれるマンガ、それが「日常」です。タイトルからは考えられませんね。

 

独特のテンポで紡がれるシュールギャグ

冒頭でも書きましたが、基本的には仲良し女子高生3人組周りで起こる様々な出来事が描かれています。しかし、その内容は誰がどう見ても「日常」とはかけ離れたとんでもない事件ばかり。そしてその描写にこそ日常の真価があります。

初めて読んだ人は「いったい何を見せられているのか」と思うこともあるでしょう。ですが不思議と次の展開が気になってしまい、ページをめくる手が止まらなくなってしまう、そんな作品です。

個性が溢れすぎる設定や登場キャラクター

日常に登場するキャラクターにまともな人間はほぼいません。どんなキャラクターにも一癖二癖あります。
また、登場するのは人間に留まらず、ロボット、しゃべる猫、鹿、謎の生物と何でもありで、その全てがうまく絡み合い、日常という作品の何とも言えない「非日常」感を演出しています。

では、ここで主要な登場人物を簡単に紹介してみましょう。

相生 祐子(あいおい ゆうこ)

通称ゆっこ。仲良し3人組の一人で、ムードメーカ的存在。状況に合わせてボケもツッコミもいけるオールラウンダー。

水上 麻衣(みなかみ まい)

仲良し三人組の一人。無口で無表情のメガネ女子。涼しい顔で破壊力抜群のボケをかます。

長野原 みお(ながのはら みお)

仲良し三人組の一人。普段は常識人だが、実は腐女子。好意をよせている先輩がおり、彼が絡むと暴走しがち。

はかせ

いたずら好きで甘えたがりな幼い少女。しかし、様々な発明品を作り上げる天才でもある。

東雲 なの(しののめ なの)

ゆっこ達と同じ高校に通う女性型ロボット。はかせに作られた。

その他、クラスメイトや教師陣、それどころか街ゆく人々まで紹介したくなるような個性あふれるキャラクターが多数登場します。

何度読み返しても楽しめる中毒性

独特な世界観を持つがゆえ、一度目より世界観に慣れてきた二度目、三度目の方が間違いなく楽しむことができます。また、多くが既視感の無い未知のネタな上、一撃特化のギャグなので、ネタの鮮度も長持ちします。

加えて、大まかなあらすじなどが存在しないショートギャグ作品なので、どこからでも読むことができるのも魅力です。

最後に

いかがでしたでしょうか。「日常」は、言葉で伝えるのがとても難しい、何とも不思議な魅力を持つ作品です。
独特な世界観とシュールさが特徴なので、こんなことを言っては元も子もないですが、是非、評価をよりもまず読んでみてください!

きっとあなたも「日常」の世界に引き込まれるはずです。