よつばの無邪気な言葉が創るいちばん楽しい日『よつばと』

よつばの無邪気な言葉が創るいちばん楽しい日『よつばと』

“5歳の女の子”は最強

よつばの無邪気な言葉が創るいちばん楽しい日『よつばと』

今や数多くの日常系コメディ漫画が輩出され、人気作はアニメ化、テレビデビューしていきます。 しかし、日本のみならず海外でも絶賛の嵐を受け、全世界累計部数1670万部を記録し、長年不動の人気を獲得し続けているにもかかわらず、未だアニメ化されていない作品があります。 「日常コメディ最後の砦」と称されている漫画、それこそこの「よつばと」です。

 

「よつばと」あらすじ

夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」の親子が引っ越して来て、その日から始まる、「よつば」と「振り回される周りの人達」の日常を描いた物語。

作品全体のキャッチコピーは「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」。

「よつばと」の魅力的な登場人物

登場人物もユニークなキャラクターばかりで、

  • 主人公「よつば」
    5歳の女の子!大人が気付かないような小さな出来事にも面白さや楽しさを見つけ、どんなことにでも全力で取り組む!「とーちゃん」が外国放浪中に拾った子供みたいです (かと言って、そんなにシリアスな設定ではありません) 。

  • よつばのお父さん「とーちゃん」
    実は「よつば」の本当のお父さんではなく、何でも外国で色々あって「よつば」を拾ってきて、育てることになってるようです。お仕事は翻訳家。

  • とーちゃんの幼馴染「ジャンボ」
    とーちゃんの親友で、身長2m10cmの大男!あだ名は「ジャ ンボ」(見たまま 笑)。パイナップルのような頭で眼鏡をかけている。実家は花屋さん。

  • とーちゃんとジャンボの後輩「やんだ」
    とーちゃん・ジャンボの後輩ですが、何の後輩であるかは最新刊でも未だ不明。外回り営業職の会社員らしく、昼休みに昼食を食べに小岩井家にふらりとやってきます。
                              
    いつも「よつば」とけんかになるのが面白い。ちょっと今風なチャラさと子供っぽいやんちゃさがあり「よつば」を唯一敵視するキャラです。

「よつば」のお隣さんの綾瀬家も、

  • 長女「綾瀬 あさぎ」
    綾瀬家の長女で大学生! 長身・小顔・痩せ型とモデル並のスタイルの持ち主で、ジャンボ曰く「すげえ美女」。

  • 次女「綾瀬 風香」
    綾瀬家の次女で高校2年生!陽花西高校生徒会の副会長を務め、体型はややむっちりした中肉中背、胸が大きい。とーちゃん、ジャンボ曰く「このマニアックな体つきが良い」。

  • 三女「綾瀬 恵那」
    綾瀬家の三女で小学4年生!よつばと年が近いため、よつばのお守役を任されることが多いようです。
              

この個性的なキャラクターが物語を盛り上げてくれます!

「よつばと」の魅力

そんな「よつばと」をご紹介するうえで、僕が皆さんに最も押したいポイントは「個性的なそれぞれのキャラクターが織り成す、思わず笑ってしまうやり取り」です。中でも主人公「よつば」はとても5歳児とは思えないような返しで、登場人物をビックリさせたりギョッとさせ、読者を思わず「クスッ」と笑わせてくれます。

この「よつばと」は、そんな「よつば」を中心とした様々な「出来事」「体験」「やりとり」そして「言葉」から創られる日常コメディなのです。

まず、主人公「よつば」は5歳の女の子なのですが、「5歳児らしい言葉」で読者の皆さんを笑わせてくれます。それが子供らしい視点からの疑問であったり、リアクション、そして表情と、とにかく面白い!

子供の頃って何をやっても経験したこと無いことだらけでしたから、毎日が新鮮で溢れてました。この「よつばと」でも、作中で「よつば」は「とーちゃん」「ジャンボ」「やんだ」「あさぎ」「風香」「恵那」と色々な場所にお出かけして、色々な事を経験していきます。

その中で「よつば」が初めての経験をするたびに、「5歳児らしい言葉、表情、リアクション」を見せてくれます。その会話が読者にとって「ああ、自分も初めての時こんなこと言ってたな(笑)」「自分の子供もこんなこと言ってるな(笑)」「ああっ(笑) 分かるっ(笑)」など、思わずクスッときたり、時には爆笑してしまったり、様々な笑いを届けてくれます。

また「5歳児らしい言葉遣い」とは裏腹に「いや、冷静に考えて普通5歳児こんなこと言わないでしょ(笑)」というセリフやリアクション、言い回しがあるのも「よつば」の魅力です!妙に大人の言葉を知っていたり、達観したものの言い方をしたり、よくよく考えると深いことを言ってたり(よつば本人は勿論狙って言っているわけではないのですが…)。

「ホントにこの子自分で言ってること分かっていってるのかな(笑)」と読者も思わず、登場キャラクターと一緒にツッコミを入れたくなる、そんなシーンが多くあります。

この「よつば」だけでも十分に魅力的なのですが、「よつば」の周りの大人たちも、この「よつば」以上にいい意味で子供っぽく魅力的な世界観を創ってくれます。

「よつば」の「とーちゃん」もその中の1人。親として「よつば」を温かく見守りながらも、時には「よつば」と一緒になって子供っぽい行動を取ったり、リアクションを取ったり、ぐーたらしたり...基本的に「よつば」へのツッコミ担当といったところ。様々なシーンで、思わず読者もクスッときてしまいます。「よつば」とのやり取りだけじゃなく、「ジャンボ」「綾瀬家3姉妹」とのやり取りでも「とーちゃん」の魅力がにじみ出てきます!

そして「ジャンボ」も頻繁に子供達を様々なレジャーに連れて行ってくれ、「よつば」達と面白いやり取りを見せてくれます!何か事件を起こした際、それを「よつば」のせいにしたり、ボケてみたり、でもとっても面倒見が良かったり...。「ジャンボ」もまた「よつばと」の雰囲気に欠かせない存在!

「やんだ」もこのコミュニティの中で、一種のスパイスのような存在です。「よつば」が唯一敵視しているキャラだけあって、そのやり取りも他のキャラとはまた違った魅力を持っています。「やんだ」とのやり取りでは「よつば」が他の人には絶対見せないような「言葉遣い」「表情」が炸裂し、読者を楽しませてくれます。

「綾瀬家の3姉妹」も同じです!

次女「風香」は最も「小岩井家」に関わりますが、その中で「とーちゃん、ジャンボ」にからかわれたり、「よつば」の面倒をよく見ながらも、ドジなやり取りをしたり、作中で盛り上げてくれます。

三女「恵那」も「よつば」と年が近いので良く登場し、毎回「よつば」とズンドコなやり取りをしてくれます。子守りという立場で「よつば」に優しく接していますが、逆に「よつば」から子ども扱いされることもあり、面白い関係です(笑)。

長女「あさぎ」もよく「よつば」の面倒を見ながら「よつば」達をからかいます。流石は大学生ということもあって大人の視点からの会話は、「よつば」に「新しい発見」や「気づき」
を与えて、また違った「やり取り」「リアクション」を見せてくれます!

「よつばと」まとめ

「よつばと」という作品はキャッチフレーズ「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」の通り、様々なキャラが織りなすこの「楽しいやり取り」で創られているのです!

僕達が小学生くらいの時って1日1日がホントにゆっくり流れていくように感じませんでしたか?皆さんも同じように感じたことあると思います。そんな子供の感覚を上手く表現していて、読者も子供の頃に戻って「よつば」と一緒に遊んでいる感覚にしてくれます!

この「楽しいやり取り」は、皆さんを少しの間「忙しい日常」から離れて「いちばん楽しい日。」に没頭させてくれます!是非読んでみてくださいね!