伏線的バトルが魅力の『ワールドトリガー』

伏線的バトルが魅力の『ワールドトリガー』

展開は予測不能!

伏線的バトルが魅力の『ワールドトリガー』

魅力的なキャラクター、戦闘描写の緻密さなどで高い人気を誇る「ワールドトリガー」。 長期休載の時には、Twitterやメディア上で「早く続きが読みたい!」という声が多数挙がっていました。一体どんな魅力があるのでしょうか。今日は、そんなワールドトリガーの魅力について、紹介していこうと思います。

 

「ワールドトリガー」ってどんな漫画?

物語の舞台となる街・三門市に突如、異世界からの来訪者「近界民(ネイバー)」が襲来。次々に街を破壊していく。兵器や武器による攻撃が通じない相手に打つ手なしと思われたが、「ボーダー」と名乗る一団が現れる。彼らは「トリオン」と呼ばれる生体エネルギーを用いた武器「トリガー」を使い、ネイバーを撃退。ボーダーは三門市に防衛基地を設立。ネイバーに対する防衛態勢を整え、三門市の安全は守られた。

物語はその4年後、主人公である「三雲修」と、後にその相棒となる「空閑遊真」の出会いから始まる。

筆者がワールドトリガーのおすすめポイントとして捉えているのが、設定の練度、独特な世界観です。誰が敵と味方で、何を目的としているのか。それに関わる独創的なキャラや設定の数々。読んでいて飽きませんし、次にどういった展開になってくるのかが予想しづらく、良い意味で期待を裏切られることが多い漫画です。

魅力的な世界観

ワールドトリガーでは、様々な味方キャラクターや敵キャラクター、武器やアイテムといったものから、高いトリオン能力を有する者が持つ「副作用(サイドエフェクト)」と呼ばれる特殊能力が登場します。そのひとつひとつの設定がとてもよく練られていて、「ここでこういう武器を使うのか」、「こんな能力良く思いつくな」といったようなポイントが散りばめられています。

ワールドトリガーの根幹となる「トリオン」とは、人それぞれ持つ量が違う生体エネルギーのことで、トリガーと呼ばれる武器や兵器、ボーダーの防衛基地にも利用されています。

高いトリオン能力を有する者は、多数のトリガーを扱うことができ、その中でも一際膨大なトリオンを有する者は「サイドエフェクト」と呼ばれる特殊能力が発現する場合もあります。このサイドエフェクトには、「未来を予知する能力」や「嘘を見抜く能力」といった超感覚的なものから、「高い聴力を有し、音を精密に聞き分ける能力」や「睡眠による学習効率が高い能力」といったものまで幅広く存在します。

「トリガー」にも武器やオプションなど様々な種類が存在し、高い近接性能を誇る刀トリガー「孤月」や、万能型狙撃手用トリガー「イーグレット」、自身のトリオン能力に比例する炸裂弾「メテオラ」などの武器トリガーから、踏むことで高速移動が可能な「グラスホッパー」、トリオンを消費し、周囲の風景に自らを溶け込ませる隠密型トリガー「カメレオン」などのオプショントリガーまで存在し、戦闘をより面白くさせてくれます。

話の展開が読めない

ワールドトリガーの緻密な世界観やそのストーリー性の高さから、次に話がどう展開されていくのかという予測がつきません。おすすめポイントとして書いたように、「そうくるか!」というような良い意味で期待を裏切られることが非常に多いです。

独特な戦闘描写が魅力

ワールドトリガーではよく、多くのキャラクターが介入する乱戦形式でバトルが描かれます。大規模な戦闘があり、その中でメインとなるキャラクター同士の戦いが繰り広げられたりすることが多いです。

普通、こういった多数のキャラクターが介入する表現方法は、話の複雑さから展開が冗長になってしまったり、一つひとつの戦闘描写が疎かになってしまうことも多いのですが、ワールドトリガーではそれらのマイナス要素がまったくといっていいほど感じられません。

どの局面のバトルにおいても、設定をふんだんに活かした緻密な戦闘描写がなされており、ただ勝つ、負けるではなく、その戦闘が後に活きてくるような伏線的要素が至るところに散りばめられていて、どういった展開になるのかを楽しみながら読むことが出来ます。

まとめ

ワールドトリガーの魅力について書きましたが、ポイントとなるのは「緻密に練られた独特な世界観」と、それを元に展開される「予測の出来ない展開の多彩さ」です。

どのキャラクターを見ても様々なバックボーンがあり、個性があります。まさに「キャラクターが自分で動いているかのように感じられる漫画」だと思っています。

この紹介記事を読んで、一人でも多くの方が「ワールドトリガー」を読んでみようという気持ちになって頂けたら、記事を書いた者としてとても嬉しく思います。

本格的なバトル漫画が読みたい、設定がよく練られていて面白い漫画が読みたいと思った方は、是非ワールドトリガーを読んでみて下さい。